MESSAGE
麺は、生きている。打ちたて、茹でたて、その一瞬を、皿の上へ。
幅広く、薄く伸ばしたきしめんは、ゆで時間の僅かな違いで表情を変えます。今日の気温、湿度、お客様のひと息。すべてに合わせて、一杯ごとに、麺と向き合います。
CRAFT
九条の台所で、薄く伸ばした麺の声を聴く。
きしめんは、幅があっても薄く、すうっと喉を通るのが魅力です。赤だしに味噌、冷やしの白だしまで、一杯ごとに構造を組み替え、その日のひと息に合わせます。大阪・九条、ゼニヤの伝説が残る路地へ、ふらっと足を運んでいただける店でありたいです。
打ちたてという速度
注文ごとに湯との距離や切り時間を読みます。ゆで過ぎない歯応えだけは、決して妥協しない主語です。
だしのレイヤー
香りの順番から温度まで、汁の段取りで味の輪郭を整えます。にぼしや昆布類のニュアンスも、構成のひとつの面として扱います。
小さく整える空間
カウンター中心の省スペース。席数は少なくても、一杯にかける注意の密度は広く、その余白は音と湯気に譲っています。
PHOTO ESSAY