薄く、広く、一本に。

OSAKA KUJO ・ ZENIYA

ここの麺は、今日も生きている。

名古屋発・星が丘製麺のきしめんを用い、大阪・九条の小さな厨房で、一杯ずつ丁寧に仕上げます。

MESSAGE

麺は、生きている。打ちたて、茹でたて、その一瞬を、皿の上へ。

幅広く、薄く伸ばしたきしめんは、ゆで時間の僅かな違いで表情を変えます。今日の気温、湿度、お客様のひと息。すべてに合わせて、一杯ごとに、麺と向き合います。

CRAFT

九条の台所で、薄く伸ばした麺の声を聴く。

きしめんは、幅があっても薄く、すうっと喉を通るのが魅力です。赤だしに味噌、冷やしの白だしまで、一杯ごとに構造を組み替え、その日のひと息に合わせます。大阪・九条、ゼニヤの伝説が残る路地へ、ふらっと足を運んでいただける店でありたいです。

打ちたてという速度

注文ごとに湯との距離や切り時間を読みます。ゆで過ぎない歯応えだけは、決して妥協しない主語です。

だしのレイヤー

香りの順番から温度まで、汁の段取りで味の輪郭を整えます。にぼしや昆布類のニュアンスも、構成のひとつの面として扱います。

小さく整える空間

カウンター中心の省スペース。席数は少なくても、一杯にかける注意の密度は広く、その余白は音と湯気に譲っています。

PHOTO ESSAY

PHOTO ESSAY

湯気の向こうの手順

麺線をゆで上げてから皿へ落とす、たった数秒にも手順があります。順番ひとつで、香りが立ち上がる瞬間も変わるのが面白く、それを静かに積むのが、この店の営業そのものです。

昼はご飯と麺が並ぶセットもあります。時間帯により内容が異なるので、カウンターでお話しさせてください。